カリブ海に位置するドミニカ共和国は、美しい海と豊かな自然に恵まれた国です。人々は陽気で、音楽とダンスが大好きです。

生きて行くのに必要な食べ物が不足しているわけでも、紛争地帯でもありません。

 

この国は定義の上では「中所得国」に分類されます。

経済はラテンアメリカ・カリブ諸国の中では成長を続けているとはいえ、国民の平等な所得配分にはつながらず、ドミニカ共和国の社会指標は低いレベルとなっています。
中所得国として分類されていますが、所得格差は大きく、特に地方部の貧困は深刻です。 

国としては中所得国でも、世界銀行の定義する「国際貧困ライン」(1日1.90ドル未満)以下で生活している人たちも多くいます。

 

貧困層の子どもたちは学校へ通っても様々な理由から卒業する前に途中でやめてしまうことも多く、なかなか高等教育を受けることが出来ません。

十分な教育を受けられないということは、貧困の連鎖から抜け出せないことに繋がります。

 

このプロジェクトでは、ドミニカ共和国の地方部の貧困層の子どもたちを対象としています。

一人でも多くの子どもが十分な教育を受け未来への選択肢を広げるお手伝いをするために、私たちは活動しています。